ゆるりと、ベルリンへ。
こんにちは!ドイツのベルリンに留学中の山口紗季です。
東工大の交換留学生として、9月からTechnische Universität Berlinに半年間留学します。
大学付近の眺め。見事な曇り空。
GENEのメンバーの中にも同じ大学に留学している人がいて、ちなみに私は3人目です。
ベルリンについては既に他の2人(大内まりなちゃんと高橋まりちゃん)が記事で語ってくれているので、そちらを是非ご覧ください。ということで、私は自分のことについて書きますね。
1なぜ留学をしようと思ったのか
留学をしようと思った理由は、シンプルに長いお休みが欲しかったからです。
というのも、M1の後半〜M3の前半に至るまで、(あ、私は現在M3です)研究室にて住宅のプロジェクトの担当に付き、その作業に没頭しておりました。
寝ても起きても図面を描き、毎日研究室と現場を往復する忙しい日々を送っていました。
ふと、このままプロジェクトが終わった後、論文書いて卒業して働いちゃっていいのかなあと。
そうなる前に、自分だけの自由な時間が欲しい!と思ったんです。
他にも、チャンスがあるうちに自分の目で世界の美しいものをできるだけ多く見ておきたかった、ということもあります。特にヨーロッパは、Googleで地名を入れて検索するだけで美しい街並みの写真がわんさかでてくるので、チャンスがあるなら全部この目で見たいと思いました。
私の留学期間は半年しかないので、授業の合間を縫ってできるだけたくさん旅行できればいいなと思っています。
2留学の経緯
私はもともとM2の夏もしくは冬から1年間スウェーデンに留学する予定でした。
というのも、北欧のシンプルで洗練されたデザイン、そしてグンナール・アスプルンドの建築が大好きだったからです。
また、建築の中でもとりわけ住宅に興味があり、北欧での豊かな暮らしや極寒の中半袖で室内を過ごせる建築技術を現地で学ぼうと思っていました。
しかし私はどうも英語が苦手で、どうしてもスウェーデン留学に必要なスコアを取ることができず、諦めるしかありませんでした。(約1年英語の勉強をしましたが、無理でした、、、苦手すぎ笑)
留学すらも諦めようか迷っている時、突然ベルリンへの道が開けました。
なんとベルリン工科大なら今の私のスコアで行けたんです。
1年間片想いをしていたスウェーデンを諦め日本に残るか、
未知のベルリンで半年留学しちゃうか、
そんな2択で頭を悩ませた結果、後者を選びました。
やはり、今すぐに長いお休みが欲しいなと思ったので。
あとは、ベルリンに行こうかなと思うんだけどどう思う?と誰かに聞くと、だいたいの返事が最高じゃん!良いね!というあたりも、ベルリン行きを決断する後押しになりました。
ベルリンに関して私は全くの無知だったので急遽調べましたが、意外にもスウェーデンとの共通点がありました。環境先進国だったり、国民のエコに対する関心がとても強かったり。
さらに、ベルリンは北欧に行きやすいというのも、北欧に憧れる私にとって嬉しいポイントでした。飛行機の直行便があるし、時期を考えて取ればそこまで高くありません。
そうしてベルリンを中心としてドイツをきちんと調べていくことで、ここへの留学がスウェーデン一点を見続けてきた私にとって、新たに自分の視野を広げてくれるものになると考えるようにもなりました。
実際に来てみて、まだそれほど時間も経ってないので正直建築については語れませんが、こと生活に関しては確かに最高です。ビールの美味しさはもちろんのこと、じゃがいもやソーセージも一級品です。(毎日じゃがいもを食べています。太りそう。)
ホットドックとビール(ミュンヘン)、恐ろしく美味しい。
物価も安く、毎日いろんなところでいろんなイベントを開催しているし、良い意味でごちゃごちゃしていて、飽きのこないところです。
突然のお花プロジェクションマッピング。ベルリンは雨の日でもハッピーにしてくれます。
そんなこんなでベルリンは住む人にとても優しい場所だと思います。秋と冬の気候を除けば、ですが。(最近は曇り空と雨とお友達。毎日トップ画像のような天気です。)
ベルリンについてまだまだ知らないことが多いですが、これからたくさん知っていけたらなと思います。
それでは( ´ ▽ ` )ノ
雨上がりのTiergarten
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