無題
28歳、ゲンガー系男子、ツネミハヤシです。
パッション少なめ、脂肪多めです。
希望に胸を膨らませた学生にとって、以下の文章には有益なことは1つも書かれておりません。YOUTUBEで細かすぎて伝わらないモノマネでも見ましょう。
当時26歳プロ学生、親父は家族に内緒でハイエースからターボ付きハイエースに買い換えるような傍若無人な男にして、当然学資貯金なんてものはありません。交換留学のパンフレットに載っている奨学金が最も高かったのがドイツであっただけなのです。
そして、留学に行くつもりなんて全く無かったのです。
自分の知る数少ない日本の建築を、ただ、冷めた目で見ていました。
何となくここに居たくなくて、元来のパッション少なめに父に倣ってターボを詰め込み、青春情熱学生を捏造しつつ奨学金を獲得、偏西風を遡ったのでした。
ドイツは悲しいくらい田舎です。
ただし、幸福な。
そこで出会った建築や絵画、陶芸、詩、音楽、歌劇、そして人々は僕を無知と蒙昧から掬い上げ、「建築っていいな」などと、お節介にも思わせてくれたのでした。
つづく
個人ブログ
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