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勢いに身を任せて

はじめまして。ポルトガルの首都リスボンに留学中の山本です。

現在、リスボン工科大 IST ( Instituto Superior Técnico ) に派遣学生として所属しています。今こちらに来てちょうど1週間が経過したところで、生活に慣れながら頑張っております。

Elevador de Santa Justaよりリスボンを望む

Elevador de Santa Justaよりリスボンを望む

まず、なぜここへ留学したか?

きっかけは、研究室で先輩たちと建築雑誌a.magのAIRES MATEUS特集を見て僕が

「何これめちゃカッコイイじゃん!」

といつも通り研究室で騒いでいる時、奥の机に座っている先生が

「山本、リスボン工科大学と協定結んだけど行く?」

の一言でした、、、

それから準備を始めて、締め切り(理科大の)は2か月も過ぎていたけれどリスボンの先生が受け入れて下さると承諾していただため理科大を説得することができました。

しかし、ここで気づきます

「自分、全然英語話せないぞポルトガル語なんてもってのほかだ」

そこで、留学するにあたって英語の足切りについて調べてみると、なんと足切りが全くない。素晴らしいこれは行くしかないと思ったのです。

なぜここへ留学したか?

それは「勢い」です。

行きたいと思ったそれだけで十分理由になります。

これから留学を考えている理科大生に向けて、理科大の留学環境について補足。

理科大では協定校等への派遣学生というものを毎年度募集しています。これが本当に知られていない、僕も先生に言われるまで知りませんでした。

この制度のいいところは月に7.5万円+航空券を支給してもらえるところです。国の奨学金制度のトビタテには全然及びませんが大変助かります。このお金がなかった私は多分ここにはいないでしょう。

次に、住居について

住居の外観

これが僕の住んでいるアパートです。

イギリス人、オランダ人、ドイツ人、ウルグアイ人×2人の5人とシェアしていて、とてもインターナショナル。彼らの目的は留学や仕事など様々、常に刺激を受けています。場所は、リスボン名物の市電28番線が目の前を通る中心部にあり、地元民、観光客、ワルい人たち(めちゃ怖い)様々な人達がいて常に賑やかです。家賃は420€、当初考えていた家賃よりは少し高いですが街の中心部でアクセスが便利であることを考えたら許せます。

部屋からの眺め

この街は本当に坂だらけ、さすが「七つの丘の都」と言われるだけあります。

このため、高いところから街をを見下ろせる場所がいくつかあり、そういうところが公園や観光地になっていたりします。また、それぞれの高さや方角が変わるため街の見え方も変わってきます。

卒業を遅らせないために、7月までの留学となりますが多くのことを経験して帰国したいと思っています。

建築についてはまたの機会に書こうかと思います。

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